TikTokは日本国内のMAUが2,700万人を超え、若年層を中心に急速に拡大しているSNS広告プラットフォームです。広告フォーマットとしては動画広告が有名ですが、静止画バナーも正式な広告フォーマットとして配信可能です。本記事では動画広告には触れず、TikTok広告の静止画バナーに特化した作り方とデザインのコツを解説します。
動画クリエイティブを用意するのが難しいケースや、静止画でテスト運用したい場合でも、TikTokの静止画バナーはしっかりと活用できます。縦型フォーマットを意識した設計と、AIを使った効率的な量産手順を具体的に紹介していきます。
本記事の対象フォーマットについて
本記事はTikTok広告の静止画バナーに特化した内容です。動画広告・TopView・Branded Effectsなど動画フォーマットの解説は含みません。静止画バナーのサイズ・デザイン・量産方法を知りたい方向けの記事です。
TikTok静止画広告のフォーマット・サイズ一覧
TikTok広告に使用できる静止画バナーの推奨サイズは以下のとおりです。スマートフォンでの全画面表示を前提とした縦型フォーマットが主流です。
| フォーマット | 推奨サイズ(px) | アスペクト比 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 縦型(推奨) | 1080 × 1920 | 9:16 | インフィード広告・フルスクリーン表示 |
| 正方形 | 1080 × 1080 | 1:1 | 汎用・複数プラットフォーム共通素材 |
TikTokのフィードはスマートフォンの縦画面全体を使用するため、縦型(1080×1920px / 9:16)が最も効果的です。正方形サイズは他のSNSとの素材共有に便利ですが、TikTokでは上下に余白が生じて画面占有率が下がるため、専用素材を用意できる場合は縦型を優先しましょう。
各SNSの推奨サイズを横断的に確認したい場合は、SNS広告バナーのサイズ一覧もあわせてご参照ください。
TikTok用バナーデザインのコツ
縦型(9:16)を意識したレイアウト設計
縦型フォーマットは横型や正方形と比べてレイアウトの設計が異なります。以下のポイントを意識することで、TikTokフィードに映えるバナーを作れます。
- メインビジュアルを画面中央〜上部に配置:縦長の画面では視線が上から下へ流れるため、インパクトのある画像を上部に置くことでスクロールを止める効果が高まります
- 情報の優先順位を縦方向に整理:「キャッチコピー → 商品・サービス → CTA」の順に上から下へ配置し、自然な視線の流れに沿った構成にします
- 余白を大胆に使う:縦長の面積を活かして各要素に余白を取り、視認性を高めます。要素を詰め込みすぎないことがポイントです
若年層向けのビジュアル表現
TikTokは10代〜30代の若年層が主要ユーザーです。「広告らしさ」が強すぎるクリエイティブはスキップされやすいため、以下のアプローチが効果的です。
- UGC(ユーザー生成コンテンツ)風のリアルな雰囲気:スタジオ撮影風より、日常の一場面のような自然体のビジュアルが親しみやすさを生みます
- 鮮やかで高コントラストな配色:スクロール中のフィードで視線を止めるために、ビビッドで目を引く色使いを採用します
- 人物を主役にしたビジュアル:商品単体より、人が実際に使用しているシーンのほうがエンゲージメントを獲得しやすい傾向があります
- シンプルで大きなフォント:小さいテキストは縦型フォーマットでは読みにくくなります。キャッチコピーは大胆に大きく、1〜2行に絞って配置します
テキストは上下の安全エリア(セーフゾーン)内に配置
TikTokのインフィード広告では、画面の上部と下部にUIが重なります。テキストやロゴをこのエリアに配置すると隠れてしまうため、セーフゾーン(安全エリア)を必ず意識した設計が必要です。
TikTokのセーフゾーンの目安
1080×1920pxの縦型バナーでは、上部約250px・下部約350pxがUIと重なるエリアです。テキスト・ロゴ・CTAなどの重要な要素はこの範囲を避け、画面中央の安全エリア内に収めるよう設計してください。
アドクリ.aiでTikTok広告バナーを量産する手順
手作業でTikTok広告バナーを複数パターン作成するには時間とコストがかかります。アドクリ.aiを活用すれば、静止画バナーをAIで効率的に量産できます。
アドクリ.aiはTikTok広告に対応した以下のサイズを出力できます。
- 縦型: 1080×1920px(TikTokインフィード広告に最適)
- 正方形: 1080×1080px(複数プラットフォーム共通素材として利用可)
具体的な量産手順は以下のとおりです。
- 参考画像をアップロード:過去の勝ちクリエイティブや商品画像を参考画像として登録します。アドクリ.aiがブランドトーンとビジュアルスタイルを自動で解析します
- サイズを「縦型(9:16)」に指定:TikTok専用バナーとして、1080×1920pxを選択します
- 訴求軸・キャッチコピーを設定:価格訴求・機能訴求・感情訴求など、テストしたい訴求軸ごとにプロンプトを用意します
- バリエーションを一括生成:設定した訴求軸に基づき、複数パターンのバナーを自動生成します
- ギャラリーで確認・ダウンロード:生成されたバナーをギャラリーで比較し、使用するものをダウンロードしてTikTok広告マネージャにアップロードします
アドクリ.aiの料金プラン
アドクリ.aiは静止画専用のAI広告クリエイティブ生成ツールです(動画生成は非対応)。料金プランは以下のとおりです。
- Starter: ¥10,000 / 月(50枚)
- Business: ¥30,000 / 月(100枚)
- Pro: ¥90,000 / 月(500枚)
| 比較項目 | 手動制作(デザイナー) | アドクリ.aiで量産 |
|---|---|---|
| 制作時間(10パターン) | 2〜5日 | 30分〜1時間 |
| 1枚あたりコスト | 数千〜数万円 | 数百円〜(プランによる) |
| サイズ展開 | 都度追加発注が必要 | 縦型・正方形を一括生成 |
| 修正・再生成 | デザイナーへ再依頼(1〜3日) | プロンプト修正で即時対応 |
AI画像生成ツールを使ったクリエイティブ量産の全体的な考え方については、広告クリエイティブを量産する3つの方法で詳しく解説しています。また、SNS広告向けのAI画像生成についてはSNS広告向けAI画像生成完全ガイドもあわせてご覧ください。
まとめ
TikTok広告の静止画バナーを効果的に作るためのポイントをまとめます。
- サイズは縦型(1080×1920px)を優先:TikTokのフィードに最適化されたフルスクリーン表示で視認性を最大化
- セーフゾーンを守ったレイアウト設計:上部約250px・下部約350pxにテキストを配置しない
- 若年層に刺さるUGC風ビジュアル:広告らしさを抑えた自然体のデザインでスキップを防ぐ
- アドクリ.aiでバリエーションを量産:静止画専用AIツールで縦型・正方形を短時間で一括生成しA/Bテストの素材を確保
TikTok広告の静止画バナー制作を効率化したい方は、ぜひアドクリ.aiの無料トライアルをお試しください。参考画像をアップロードするだけで、TikTok向け縦型バナーのバリエーションをすぐに生成できます。
